■種オス選び!?
こちらで所有しているオス犬は、選び抜かれたオス犬で、種オスとして特別に訓練している犬です。
そして、一定水準ある子犬を生んで、オス犬に起因すると思われる大きな不具合がないことを確認済みの犬達です。
一人前の種オスを育てるのは、かなりの手間暇とコストがかかっていますことを知っておいてください。
また、交配時のオス犬を選ぶ際は、当方が相手のメス犬の血統や状態をみて、それに見合うオス犬をお勧めします。
具体的にお話しますと、ブリーダーはメス犬を見て、客観的な立場で評価します。
当たり前のことですが、完全無欠な犬はいません。必ず、長所もあれば、短所もあります(人間でも完全無欠な人はいません)。
ブリーダーは、メス犬が持つ長所を伸ばして、短所を埋め合わせできるようなオス犬を選びます。
なので、メスが持つ長所・短所をハッキリ伝えることがあります。
もしかして、飼い主さんは辛い思いをするかもしれませんが、これは必要なことなのです。
一般の方が見た目だけの理由でオス犬を選別すると、良い子犬は期待できません。
メスが持っている長所がなくなり、短所が目立つ子犬が産まれる可能性が高くなります。
なので、一般の方が上っ面だけでオス犬を選ぶのは良い結果が期待できませんので、どうかおやめください。
「交配を検討しているから、まずオス犬を全部みせろ」という態度の方は、ブリーダーが最も嫌います。
どんなブリーダーでも、種オスには誇りを持っていると思います。
上記のことをご理解の上、交配をご検討くださいませ。
※補足
見た目で本質的・内面的な良しあしを判断するのは困難です。よくありがちなのは、ドッグショーでチャンピオンかどうかで良しあしを判断することです。ショードッグで勝てるかどうかは、その犬の外見や素振り、ハンドラ等の要因で決まります。いくら見た目はよくても、子を取るとよくない結果になることがあります。さらにいえば、チャンピオン犬そのものを獣医師さんにみせると、ケチョンケチョンに貶されることがあります。見た目は良くても、肉体的・解剖学的に問題があったりすることが多いのです。ショードッグというのは、見てくれ重視なので、外見が良い犬がいるとその血を積極的に取り入れ、近親交配しがちです。近親交配すれば、その犬に似てる子が多く生まれるのです(当たり前です。両親が近い親戚ですから!)。それを繰り返せば、体質はどんどん弱体化し、遺伝疾患等の不具合が非常に出やすくなります。ショードッグというのは、犬の本質的・内面までは深く評価することは制度上困難です。もしかして内臓に関わる重度の遺伝疾患等を多く抱えてるかもしれません。でもそれは、評価対象外となります。繁殖に適さない犬が、チャンピオン犬になることも考えられるのです。一度血が濃くなると、血縁関係が遠い犬と交配しても、不具合が出やすくなることも考えられます。
ショーに出すのに適した犬と、繁殖するのに適した犬は、現状イコールではないことが多いと思います。
・交配する種オスについて
近親を避けるために、当犬舎は様々な血統の異なる犬がおります。
血が濃くなることを防止するため、入れ替わりもあります。
数か月前にいたオスがいなくなることもあり得ますことをご了承ねがいます。
・以下の理由により、交配をお断りすることがあります
・当犬舎の犬と血が合わない(一定水準以上ある子犬の出産が見込めないような)場合
・近親交配になる場合
・メス犬側の血統書がない、あるいは、社団法人の血統書でない場合
・危険な感染症であるパルボ、ジステンパー、ブルセラ症の感染が疑われる場合
・メス犬の性格が悪い場合
・種オスの価値が理解できない飼い主さんの場合(種オスは普通のオスとは異なります)
・繁殖のリスクが理解できない飼い主さんの場合
・子犬販売ではありませんので、当方は「どんな犬でも大歓迎です。ぜひお願いします」、とは思っていません。
当方としては、「場合によっては大切に管理した血を分けてあげてもいいですよ」という立場です。
それが理解できずに「血を分けるのは当然」と思う方の場合。
・あまりにも大きなメス犬の場合。または、太りすぎや、やせすぎの場合。
・生まれた子犬の行き先を責任もって探せない人の場合。
(現在、動物の販売は、動物取扱主任者で「販売業」を許可されてる者と、その者が管理する範囲に限ります)。
・犬舎内(関係者以外立ち入り禁止区域)を見せろ、とか、オス犬を全部みせろ等、無理難題を要求する場合→非常に多くて困っています
・種オスに完全無欠を求める方の場合。
・そのほか、交配により、なんらかのトラブルの発生が高いような場合